No.87 介護福祉士国家試験とはどういうものなの!?
介護の資格に介護福祉士があります。介護福祉士になるためには、国家試験に合格して国家資格の取得が必要になってきます。その試験の内容などはどういったものでしょうか。
第32回(令和元年度)介護福祉士国家試験
受験の申込用紙の受付期間が、令和元年8月7日(水)〜9月6日(金)まで消印有効になっていますので、受験をする方は忘れずに申し込みをしましょう。
第32回(令和元年度)の介護福祉士国家試験の筆記試験と実技試験は次の日付に行われます。
- 筆記試験
令和2年1月26日(日) - 実技試験
令和2年3月1日(日)
- ◎筆記試験
- 筆記試験は様々な項目から出題されるようになっています。
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- ・試験科目(午前)
- 【領域:人間と社会】
〇人間の尊厳と自立
〇人間関係とコミュニケーション
〇社会の理解
【領域:介護】
〇介護の基本
〇コミュニケーション技術
〇生活支援技術
〇介護過程
- ・試験科目(午後)
- 【領域:こころとからだのしくみ】
〇発達と老化の理解
〇認知症の理解
〇障害の理解
〇こころとからだのしくみ
【領域:医療的ケア】
〇医療的ケア
【総合問題】
〇総合問題程
- ◎実技試験
- 実技試験は筆記試験に合格した方に通知をして、実技試験日に行います。
- ・試験科目
- 介護等に関する専門技能
介護福祉士の受験資格を取るためのルート!?
介護福祉士には、「養成施設ルート」「実務経験ルート」「福祉系高校ルート」「経済連携協定(EPA)ルート」といろいろなルートがあり、実技試験が免除できる場合もあります。
介護福祉士
- ◎介護福祉士のメリット
- 介護の国家資格は唯一介護福祉士だけです。介護福祉士は資格試験を受けて、見事に合格したら登録することで国に認められる介護職になります。一度取得すれば全国各地どこでも通用して更新の必要もありません。また、給与面では有利になることもあります。介護福祉士は、たくさんの介護現場において求められている資格です。
- ◎介護福祉士の資格とは!?
- 介護が必要な障害のある人やお年寄りの方に、無理なく日常の生活ができるように歩行などの介助、食事や入浴、排泄を介護者からの話し合いのやり取りで、アドバイスをすることや介護者の心の支えになって手伝うことが仕事になります。
また、介護現場で働くヘルパーさんに助言や指導をすることも役割の一つになります。
- ◎介護福祉士の働く場所
- 介護福祉士の活躍の場所は多くあります。介護老人保健施設、有料老人ホーム、特別養護老人ホーム、グループホーム、サービス付き高齢者向け住宅、介護療養型医療施設、デイケア、デイサービスなどがあります。
- ■まとめ
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介護福祉士の国家試験を受けるためには、いろいろなルートがあります。計画的にスケジュールを立てて介護福祉士国家試験を突破できるようにしましょう。