No.145 これがあれば安心!介護士の持ち物
現場で介護士として働いている時、様々なシチュエーションに遭遇します。今回は、介護士が普段持っておけば安心なアイテムをリストアップしました。いずれも必要な物ばかりです。是非参考にしてみて下さい。
あると便利なグッズたち
持ち物は働く施設によって様々ですが、指定されるような物がある場合は確実に準備しましょう。それ以外に、いずれ必要になりそうだと思う物は自身で予め用意しておくと良いでしょう。
- ◎筆記用具(ボールペン、マーカーペン、メモ帳)
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こんな時に役立ちます。
・指示されたことを忘れない為にメモして置く時。
・申し送り事項で特に強調したい点を示す時。
・耳の遠い利用者様へ意思を伝える時。
重要な事をメモする以外にも、意思の疎通に役立ちます。黒と赤両方で書けるボールペンが特に有用です。
- ◎絆創膏
- こんな時に役立ちます。
・自分が怪我をしてしまった時。
・他のスタッフが怪我をしてしまった時。
普段から持ち歩いていると、直ぐに処置が出来て、また他のスタッフが必要な時にも渡すと喜ばれます。
- ◎ウエストポーチ
- 前述した物をポケットに入れるより、まとめてウエストポーチに入れる方が落とす心配がなくすみます。業務中は常に身に着けているという人も多いようです。
- ◎マスク
- 利用者と直に接する介護士にとってマスクは必要不可欠な存在です。身に着けるもの以外に予備を職場に置いておきましょう。
- ◎使い捨て手袋
- 職場に備品としてあると思いますが、嘔吐物の後片付け等の際に必要となります。常備しておきましょう。
- ◎手指消毒用ジェル
- 石鹸で手洗いした後などにも念の為、手指の消毒を行うと安心です。
- ◎ハンドクリーム
- 介護士は利用者さんと触れ合うお仕事ですが、水に触れる機会も多いので手荒れ防止にハンドクリームは欠かせません。
- ◎非接触型体温計
- 体調の異常を訴える利用者さんの熱をすぐに測れるように用意しておきましょう。
- ◎クリアファイル
- 作成した書類をまとめて保管する際など、あると便利なのがクリアファイルです。必要な書類を整理整頓する為にも多めに用意しておきましょう。
- ◎コルセット
- これは持ち物というより身に着ける物ですが、あると役に立ちます。介護の仕事は力を必要とする場面も多いので、腰に負担を掛けないよう、コルセットを装着していると安心感があります。
- ◎帽子、日焼け止め
- 利用者と共に外出する際に必要になるので、可能であれば職場のロッカーに置いておきましょう。帽子はつばの広い物が日差しを防げて良いかもしれません。
その他用意しておきたい物
持ち歩くもの以外に、職場のロッカーなどに置いておきたい物のリストです。
- ◎タオル
- 高齢者施設は利用者に合わせて室温が高めに設定されていることが多い為、身体を動かす介護士は汗をかきます。その為、汗拭き用のタオルは必須アイテムです。
- ◎着替え
- 利用者さんの入浴介助や排せつ介助などの際、自分の衣服が汚れてしまう事はよくあります。汗をかいたときに備えて、着替えを職場に用意しておくと良いでしょう。
- ◎ボディシート
- こちらもやはり、汗をかいた後のケアに必要になります。
- ■まとめ
- 今回は、介護士が現場で仕事をするのに必要不可欠な持ち物をお伝えしました。介護職は肉体的にも精神的にもハードなお仕事です。緊急事項をメモするための物であったり、マスクなどの衛生アイテムであったり、必要な物を素早く出せるようにしておくことで仕事をしやすくできることでしょう。