No.152 きついだけではない! 「介護士」の6つの魅力とは
”きつい仕事”というイメージを抱かれる事も多い介護士。介護士として働いている人たちは、仕事にどの様な魅力を感じているのでしょうか。今回は、その魅力6選について解説していきます。
知識とスキルを将来の親の介護に活かせる
人はだれしも歳を取ります。今は現役世代で働いているとしても、いずれは皆、介護が必要になる日が来ます。それは介護の現場で働く介護士の親も例外ではありません。親が要介護となった際に、介護士の仕事を通して得た知識とスキルは役に立ちます。介護士としての経験は自らの生活に活かせるという事です。
無資格からでもキャリアアップし易い
介護の現場では、資格を持っていない人でも働くことができます。そして、実務経験を積みながら、資格取得に必要な勉強をすれば、働きながら資格を取得し、ステップアップしていく事が可能です。
具体的には、無資格から始めて、介護職員初任者研修、介護福祉士、介護支援専門員(ケアマネージャー)、社会福祉士と言う様な道です。資格を取得していく事で、待遇面でも改善が期待できるのでヤル気のアップにもつながります。
相談次第では短時間勤務も可能
小さなお子さんがいたり、自身の親を自宅で介護したりしている方などが多く働いているのも介護の世界の特徴です。介護施設では、週、数日のみ勤務するパートや、夜勤専属、昼勤専属、短時間のパートなど、相談次第で様々な働き方が可能です。フルタイムで働くことが出来ない人に取っては、魅力的な働き方が可能です。
感謝の言葉を頂ける
介護士は、人と密接にかかわるお仕事です。介護を必要とする利用者やそのご家族から、”ありがとう”と言う言葉を掛けていただけることは、介護の現場で働く人にとって何よりの喜びです。介護士としての仕事に取り組んできた事で、一生懸命さ、真摯さが認められた、相手が自分の事を受け入れてくれたと感じることが出来る瞬間でもあります。
同じ職場の仲間と協力して仕事をやり遂げることが出来る
介護の世界では、性別や年齢を問わず、多くの人が活躍しています。介護のお仕事はチームプレーです。自分と異なる年代の人や、異性とも一緒に働いてやりがいを感じられる仕事と言うのは尊い物なのではないでしょうか。
自分と違う世代と交流が出来る
学生生活や普段の交友は、同年代の人との付き合いがほとんどだと言う人が多いと思います。しかし、高齢者の介護施設で働くと、自分と歳の離れた高齢者の話を聴く機会が頻繁にあります。その体験を通して、自分自身が気付いていなかったことや、新たな発見があるかもしれません。歳の離れた世代の人と話が出来るというのも介護士の魅力の一つです。
- ■まとめ
- 今回は、介護士という仕事の魅力について解説しました。働く事を通して多くの気づきと喜びを得られる介護士の仕事を改めて見直すきっかけになりましたら幸いです。