No.30 成長産業の分野別にみる介護業界のランクとは?~
介護職員として現場で働いている方にとって今後、介護業界は「どうなるのだろう」という将来に対しての心配や悩みも多いことでしょう。今回は介護業界が今後、成長していく仕事なのか解説してみましょう。
介護業界のランク?
2018年度時点での調査では、これからの成長産業では1位がIT産業、2位がネット広告、3位が人材派遣業、4位に医療・介護がランクインされています。
年収が年々上昇している
介護業界は、ほとんどの事業所で人手不足であり、特に介護職員などは良い人材を確保するためには、給料や各種手当などを付けて好待遇と良い職場の環境づくりをしないと、良い人材を採用することができない現実があります。
さらに人手不足からくる夜勤の回数が、増えていることも関係していると思われます。
介護系職業別の年収とは?
ここで気になる介護の職種別、平均年収と平均月収を書いてみました。地域や各事業所においても違いがありますので、参考にしてください。
- ケアマネジャー 年収384万円・24万円月給
- 介護福祉士 年収363万円・月給23万円
- 介護事務 年収352万円・月給22万円
- ホームヘルパー 年収288万円・月給18万円
介護業界は景気に左右されない
高齢者は、年々増えていて、厚生労働省の推測では2025年には38万人の介護職員が、不足することが予測されています。景気に左右されずに介護職員は年々需要が、多いのに対して供給が間に合わない状態です。
ほとんどの事業所では、人手不足ですので面接の時によほど悪い印象を与えなければ採用されることが多いです。特に資格もいりませんので40代、50代、60代からでも再就職した方もいます。仕事を選ばなければ就職しやすい職業でしょう。
介護業界は市場規模が大きい
高齢者人口の増加に伴い介護をめぐる市場は、拡大してきています。
また、介護事業者数の推移も年々増えていて、成長産業として介護業界の日本における2025年の介護産業の市場規模は100兆円、介護産業は15兆円となり各業種の中でも成長産業と言えるでしょう。
さらに、介護事業所を運営する社会福祉法人や医療法人などの他にも、別の分野である情報通信業・製造業・不動産業などの大手企業からの参入も増えています。
日本でのマーケット以外にも海外にまで進出している企業もあり、今後競争が激化することが予想されます。
- ■まとめ
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これまでみてきたように、介護業界は「今後成長していく産業」で4位にランクされているように、現在も成長を続けていて、今後も飛躍的成長が望める産業です。これから競争が激しくなることで、いい人材を採用するために給料の上昇も期待できます。
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