No.189 介護士の働き方を見てみよう!
介護士として働きたいという方はどういう働き方があるのか全体像を理解できていないという方もいらっしゃると思います。全体像を理解することで自分に向いている働き方を選択することができます。また、現在転換期にある方は違う選択もあるのかもしれません。 今回は、介護士の働き方を見ていきましょう。
介護士の働き方
介護士の働き方は4種類の選択肢があります。
1つ目は、「正社員」として働く働き方です。この働き方は、常勤での勤務となります。給与は月給制の場合が多いです。
2つ目は、「契約社員」として働く働き方です。この働き方は、常勤の場合と非常勤の場合とがあります。給与も月給制、日給制、時給制と採用の方法によって様々であることが特徴です。
3つ目は、「派遣社員」として働く働き方です。この働き方は、週2~3日の限定勤務や、フルタイムでの勤務などがあります。給与は時給制になります。
4つ目は、「アルバイト」として働く働き方です。この働き方は、非常勤の一般的なパートです。給与は時給制になります。
介護士の働き方は職場によって異なる
また、介護福祉士の働き方は職場によって異なります。労働条件や施設、勤務先など様々です。今回は、入居型施設と訪問介護、デイサービスセンターなどを比較してご紹介します。
- <入居型施設の働き方>
- 利用者が24時間入居するということは、夜間もスタッフが必要になります。例えば、夜間は夜間の見守り・巡回や緊急時の対応のために、持ち回りで夜勤を任されることが多いです。一般的に夜勤は日勤に比べてスタッフの数が少なく、一人でたくさんの入居者を見る必要があるでしょう。夜勤専属の契約の働き方もあります。一方で、利用者と多くの時間接することができるので、やりがいを感じやすいでしょう。
- <訪問介護、デイサービスセンターなどの働き方>
- 利用者が入居しない施設やサービスは日勤のみとなっています。このことからもわかるように入居型施設で働く場合に比べて規則正しい働き方になります。訪問介護は1日にいくつかの家庭を訪れることになるので、徒歩や自転車での移動が発生するでしょう。また、デイサービスセンターも、利用者の送迎に同行するなど、施設を離れる時間があることも度々あります。
- ■まとめ
- 今回は、介護士の働き方をご紹介しました。今の自分に合っている働き方は見つかったでしょうか。夜勤がネックで介護現場で働けなかったという方も視野を広くして、選択ができると良いですね。