No.1 やりがいのある介護職の魅力
離職率が高く人材不足が続く介護業界ですが、頑張ってお年寄りの世話をしている介護士がいるのもまた事実です。
では、その介護の仕事の魅力とは何でしょうか?
いろいろな理由があると思いますが今回は、介護職になって「良かったと感じたこと」「やりがいを感じた」と思ったことについて紹介していきましょう。
介護士の業務内容
介護の仕事は、思った以上に重労働で様々な業務をこなさなければいけません。
例えば、その一日の朝の介助内容一部を紹介しただけでも、オムツ交換に始まりパジャマから普段着への着替え、離床、洗顔、整容などのモーニングケア、食堂への移動、食事介助、食後の口腔ケア、居室誘導、ベッドへの臥床までの一連の介助を数名の介護士で行わなければいけません。
それが一日の業務となると定期的なオムツ交換と体位交換、昼食、夕食介助、トイレ介助、また週に2~3回の入浴、シーツ交換など目まぐるしいほどの仕事量の中、日々業務に追われているのが現状です。
介護士がやりがいを感じるときはどんなとき?
大変忙しい介護の業務ですが、それでも介護士が喜びを感じることや、「介護の仕事をやっていて良かった」と思うときは、利用者やご家族から「いつもありがとう」と言う感謝の言葉をかけられたりしたときでしょう。とてもうれしく感じるものです。
また、なかなか慣れない利用者に笑顔で声かけされたときなどは、利用者との親近感が湧いて来るものです。信頼関係が構築されないと、そのような感謝の言葉や笑顔の表情は出ないからです。
お年寄りから学ぶこと
お年寄りは、戦争や震災体験、様々な人生体験を経験してきている大先輩なので若い介護士が知らない話、生活の知恵などのためになる話をたくさん聞くことができ、今後の自分の人生に役立つことを教えてくれるので勉強になります。
介護士になろうと思った理由
- 人の役に立つ仕事がしたいと思ったから。
- 人の世話をするのが好きだから。
- 人と話をしたり聞いたりするのが好きだから。
- 身内の介護をした経験から介護の仕事に興味を持ったから。
- 自分に向いていると思ったから。
- 介護業界は高齢化で人手不足でもあるので就職がしやすい。
- ■まとめ
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養成校を卒業して介護職になった方や未経験で介護の業界に入った方など、その経緯は様々かと思います。
介護の仕事は病人や障害を持った方やお年寄りのお世話をする仕事なので、人と人が触れあう仕事です。いかに信頼関係を築いていけるかが大切なポイントだと思います。
年数を経て経験を積む過程において利用者から信頼されたときに初めて介護士として喜びを感じることでしょう。
それが、介護士の一番の魅力ではないでしょうか。