No.176 介護士に適した服装とは? 身だしなみの重要性とポイント
介護士には、どんな服装が適しているのでしょうか。身だしなみの重要性や、服装以外に気をつけるポイントなどについて簡単にご紹介します。第一印象を良くしたい方や利用者との関係を良くしたい方などは、参考にして下さい。
介護士における身だしなみの重要性について
介護士にとって、仕事をする際の身だしなみは重要なポイントです。身だしなみは、服装や髪型など仕事に適した見た目のことを指します。身だしなみを整えることで、相手に好印象を与えることができます。
利用者やその家族へ与える印象は、信頼度や今後の接し方などに関係してくるためとても重要です。介護士が身だしなみを整える際は、安全性や清潔感を意識する必要があります。身だしなみをおろそかにすると、事故やけがなどを引き起こす可能性もあります。
そうなると、利用者を危険な目に遭わせてしまうことになりますので、このようなリスクを避けるためにも、身だしなみを整えることはとても重要だと言えます。
介護士に適した服装について
介護士の場合、安全性・動きやすさ・清潔感などを考慮した服装が適しています。例えば、ボタンなどがついている服は安全面を考慮すると着用しない方がよいとされています。これは髪の毛などに引っかかってしまう可能性があり、危ないためです。
またポケットやフードがついている服も、掴まれて転倒するなどの事故につながる恐れがあります。現場で着用する服は、なるべくシンプルで飾りの少ないデザインのものを選ぶことが大切です。
また介護は体を動かす仕事のため、動きやすい服を着用する必要があります。伸縮性があり、体のサイズに合ったものを選ぶようにしましょう。ポロシャツやジャージなどは伸縮性があり、動きやすいためおすすめです。
靴においても、歩きやすいスニーカーなどを選ぶようにしましょう。特に、紐がついていない靴がおすすめです。現場では入浴時のサポートなど、靴を着脱する場面がたくさんあります。そのため、紐なしで着脱に手間がかからない靴が便利です。
紐がなければ、靴紐による事故なども防ぐことができます。また利用者や周りの人たちに不快感を与えないよう、服や靴のシワ・汚れ・破れなどに気をつけましょう。身に着けているものは清潔に保ち、相手に嫌な印象を与えないようにすることが大切です。
服装以外に気をつけるポイント
介護士は、髪型・髪色・メイク・爪など服装以外の部分にも気をつける必要があります。現場では、コンパクトにまとめた髪型がおすすめです。お団子ヘアにしたりして業務の妨げや周囲の人の邪魔にならないようにしましょう。
髪色に関しては明るすぎる色は避け、黒色や茶色などにするのがおすすめです。奇抜な髪色は、利用者やその家族に不快感を与える場合があります。メイクにおいても、落ち着いた色味のコスメを使ったナチュラルメイクを心がけましょう。
また安全面と衛生面を考慮して、爪はいつも短くしておくようにしましょう。さらに香水・柔軟剤・タバコなどの匂いが苦手な人もいるため、匂いについても配慮が必要となります。
- ■まとめ
- 今回は、介護士の身だしなみのポイントについてご紹介しました。身だしなみは、その人の印象や信頼度に関わってくる重要な部分です。日々の業務を安心安全に行うためにも、身だしなみチェックを心がけましょう。